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お気楽な日々達2003年9月分

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2003/9/26 Fri.

●有名サイトFast&Firstによると、NHKテレビで流れる時報って地上波デジタル放送では廃止になるとのこと。デジタル放送では、信号の圧縮伸張の過程で数秒の誤差が出てしまうのだとか(受信側の機器の処理能力に依存する部分があるとのこと)。ま、最近は朝晩ともにほとんどテレビを見ないのでワタクシ的にはあまり関係ないですが、今まで当たり前に得られていた情報が、ある日気が付いたら突然得られなくなっていたってのは、なんだかなあ。。。

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2003/9/25 Thr.

●あれ? 週半ばからまた暖かくなるんぢゃなかったっけ? 夏用スーツもそろそろ終わりかな? ということで、今シーズン初めて残業のお供にコーンスープを飲みました(それほど寒いわけではないですけど、なんとなくね。。。笑)。

●休日は、娘と近所の「ゆうゆうランド」へ。無料で自由に遊べる小さな児童館で、遊戯室や地下迷路などがあります。で、2階部分が屋根裏のようになっていて、そこまで縄梯子で登るような作り。子供は平気で縄梯子をよじ登るのですが、ワタクシにとってはこれが一苦労。何が痛いかって、足の裏が痛いんです。この施設、もちろん土足ではなく裸足(すべるので靴下も脱ぎます)。太い縄を網の目に結んだ縄梯子をよじ登るのですが、普段使わない土踏まずに食い込んで、これが痛いのなんの。ワタクシ、どちらかというと痩せている方なのにねえ。。。文字通りの足裏マッサージ、自分のペースで適度に登れば快適なのですが、そこは子供が相手。一気に登ることもできずに、垂直の部分では子供を全身で支えながらとなると、これはもう苦痛以外の何者でもないです。子供にとっては非常に健康的で良く考えられているとは思うのですが、ワタクシにとっては普段の運動不足というレベルを超えた根本的な問題。久しぶりに童心に帰って全身を使うなど、精神的には非常に良かったのですが。。。笑

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2003/9/24 Wed.

●数年ぶりに西の方@名古屋へ出張に行ってきました。名古屋駅ってこんなだったっけ?ってくらい、昔の印象と違いました。そんなに行っていなかったかな? で、街並みもさることながら、ワタクシとしては新幹線のぞみ700系が非常に新鮮でした(笑)。最近は出張といえばもっぱら仙台で、はやて@E2系という車両ばかり。これと比べるとはるかに700系の方が快適。座席の前後は余裕があるし、客席ドア上部のインフォーメーションボード?(ニュースなどが流れるやつ)の文字も大きくて見やすい。多目的室があったりデッキスペースも広そうだし、高級感などもずいぶんと差があるなあと感じました。モノ心つく前から、盆暮れには必ず父の実家の神戸に行っていたので、西行き新幹線にはとても愛着を感じていたんですけど、当時と比べるとほんとに技術の進歩を感じます。知らないうちに、思いっきり世の中に取り残されている自分に気付いたりして。。。だって、仕事でもない限り自分からはほとんど新幹線なんて乗らないからなあ。あ”、ちなみに700系に乗ったの、決して初めてぢゃないですよ。700系とE2系という比較があって初めて気が付いたってことで。。。

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2003/9/22 Mon.

●メト練習も、そろそろリーチがかかってきました。あと2巡(週)のうちになんとか満願狙いたいけど、まだまだ一つ二つ牌が足らないって感じでしょうか。で、昨日は南先生に瞬間だけ演奏を聴いてもらうことができました。やはり作曲家の考えや指示を直接聞くことができるのは大吉です。新作へのコメントで印象に残ったのが、連続した3楽章形式の2曲目「canzonetta」のこと。8分の9拍子のアレグロ楽章で、リズムを主題としたスケルツォという感じなのですが、リズムの中にも「歌」があるという意味でこのタイトルにしたのだとか。なるほど、そうするともう少し丁寧に「歌」を感じて演奏する必要があるんですね。そのためには、この楽章の生命であるはずのリズムを多少犠牲にしても良いとまでコメントされてました。さてさて、あと2回の練習+プローべでどう味付けをし直すか。

●で、メトの課題ですが、これまでの「p」を極めるというスタンスはかなりのところメンバー間で理解が進んだと思います。油断をしなければ、この美しさを十分に表現できるでしょう。目前の危機としては、音楽の「推進力」の問題。どうすれば音楽が停滞せずに流れるか、という点が最大の課題となっています。トレモロ楽器の特性なんですかね? 音楽がどんどん失速する傾向にあって、リズムも不正確になってしまいます。全曲すべての場面で緊張感を維持するのはムリとしても、ある箇所で失速してもすぐにリカバリーできれば良いのですが、一度停滞したらなかなか元に戻れません。単純な譜読みではない、音楽の流れを作るという意味での「リズム感」の良さをなんとかして身に付けたいのですが、さてさて特効薬はありますかね?

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2003/9/21 Sun.

●ウイルスの手口もますますますますますます巧妙に。Windowsのセキュリティアップデートを装うもので、それらしいファイル(Install.exe」や「Patch.exe」「q433137.exe」などなど)が添付されているとのこと。どうぞお気をつけくださいね。そして、例えば、信頼できる情報源や複数の情報源を確認するなど、「慎重」な判断力で「的確」な対応力を一人一人が身に付ける必要がありそう。この程度ならば、それほど難しいことではないと思うのですが。。。

●ウェブマスターならば、この団体の名前くらいは聞いたことがあるかな? 標準団体W3CがIEプラグイン特許訴訟でHTML言語の仕様変更も検討しているそうです。難しいことは抜きにして、「object」タグや「embed」タグが米Eolas社の特許に引っかかる可能性があるとのこと。はむらぼはウルトラローテクサイトなんで、この手のタグは使っていないのですが、いちお、備忘録として今後の成り行きはチェックしておきましょう。

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2003/9/20 Sat.

●遅ればせながら、先日初めてセルフ給油をしました。簡単ちゃぁ簡単でしたけど、うーん、、、やっぱり自分の手を汚したくはないなあ。。。リッター5円違ったとしても、満タン@おいらのマーチは30リットル程度、せいぜい150円。そのくらいはサービス料として許せるのでは? 一時期の淘汰が一段落した感のあるガソリンスタンドですけど、その生き残ったところが結構最近になってセルフに変わっているので、「過剰サービス」スタンドが見つけにくくなるという日が来るのかもしれませんが。。。

●先日のことですが、水槽のムーミン(愛称)@ゴールデンアルジイータが死んでしまいました。2000年7月から飼い始めたので、3年強でした。そのぬーぼーっとした顔やしぐさが大好きで、水温30度を越す暑い日々やいいかげんで乱暴な水換えなどなど、過酷な環境変化にも生き長らえてきたやつ。他の熱帯魚が死んだときよりも、悲しみは大きいです。先日の水換えが原因だろうなあ。。。で、世話をする時間も体力もないのでそのままにしていたら(苦笑)、だんだん身体が朽ちてきました。同じ水槽のグッピーやらネオンテトラが死んだときには、翌日には跡形もなくなっていたのですが、ぢつはムーミンがばくばく食べてたのね(驚)。ということで、昨年10月に買ったネオンテトラ@30匹は、現在10匹強が生き残っています。極めててきとーに世話をしているにしては、まあまあの確率かな? これを機に、水草から何から一掃して新しいアルジイータやグッピーを飼いたいなんて思ってると、命を粗末にするなと罰があたったりして。。。

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2003/9/17 Wed.

●C・クライバーの田園@正規盤がORFEOから10月末に発売予定。83年11月7日のバイエルン国立管弦楽団とのライブ録音とのことで、これまで海賊盤はありましたが、さてさてコレクターとしてはやはり買わなければいけないアイテムかな。。。あまり評判の良い演奏ではないですし、クライバーの数少ないからレパートリーからも外れた曲なんで過度の期待は禁物ですが。。。

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2003/9/16 Tue.

●なごり雪のイルカに孫がいるなんて。。。(@ @)

●だいぶサボってしまいました。ということで、いつものようにまとめて更新。とりあえずは祝タイガース。最近ではそれほど熱心なファンではなくなっていたので、主要選手やオーダーもよくわからないいい加減なものですが、ほんとに優勝しちゃったのね(笑)。ぢつはマジックの計算間違いだったとか、ぢつは政府の景気対策として裏で多くの密約があったとか、まだ優勝を疑っていてなんだか素直に喜べなかったりして。。。(^^;; たかが野球なんで正直どーでもいいですけど、共同通信によると5300人以上のファンが道頓堀に飛び込んだとか。。。どうやって数えたんだろう?(笑)

●これは素晴らしいアイデア。情報鮮度の視覚化という考え。世の中のWebページって、どれが新しい情報でどれが古いかがすぐにはわからないことが多いのですが、ここでは情報の鮮度によって、例えば背景がだんだん朽ちていったり、画面を羊皮紙のようにだんだんゆがめて見せたり。。。Blogのようなある程度統一されたフォームであれば更新日に応じて背景を変えるといったことがWebマスターやWebサーバ側で設定できるでしょうし、ブラウザのフィルタのようにプラグイン化すれば必要な人にだけその機能が提供されることも可能かな? Webマスターとしてみれば、情報は「鮮度」だけでなく「記録」として残したいものも多いのですし、「自分の情報」が死んでいくことに抵抗があるでしょうけど、利用者にとってはとても便利になると思うのですが。。。

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2003/9/15 Mon.

●連日のメト練習。自分自身の課題でもあるのですが、全曲を通じての確実性をより高めることかな? 緻密で徹底した練習をすると最後にはなんとか理想的な音楽を作れるのですが、それはあくまでも部分部分でのこと。一日たったり環境が変わると(指揮者の違い、練習場の違い、練習メンバーの違いなどなど)、とたんに上手く弾けなくなってしまいます。あれあれ?って思っているうちに、リカバリのチャンスをつかむまでもなく、ズルズルと惰性で演奏してしまう。何度も繰り返したとはいえ一度は出来た音楽ですから、自分達にとって不可能なことではないはずです。本番は普段の8割の力が出せれば良い方でしょうから、あと数回の練習で120%の力を出せるよう、「成功率」と「確実性」、「応用力」と「回復力」をもっともっと身に付けていかなければ。。。

●ちょっと亀レス。自分の出す音色について。おかテリさんとこの日記@9/8や掲示板で話題になりましたが、ワタクシとしては基本は他人の出す音かな。。。ある意味、自分の出す音(好きな音)はわかっているので、モノゴトがその範囲でしか考えられなくなってしまう。その点、他人の出す音を基準として、少しでもそれに近づくための手段を考えるかな。ワタクシ的には、それが青山忠さんの音であったり、ささ師匠の音であったり、はたまたミスターマンドラK師匠の音色であったり。。。ただ、これって「他人が良いと言ってくれる自分の音」ってのともちょっと違うんですよね。この歳とキャリアになると(笑)、ワタクシの音がどうだこうだって言ってくれる人が、もうほとんど周囲にはいないんですよ。なんで、大体の場合、自分の演奏会の録音で自分の音を聴いて(幸いにもコンマスや1stという立場から、比較的自分の音をオケの中から抜き出しやすいんです)、自分で判断するしかないんですよね。ということで、もちろん自分の好きな音しか出せないんですけど、なるべく客観的になるってことを意識しているのでした。あ”、これって「音」だけではないですよ。リズムのとり方、呼吸法、オケの中でのポジショニング(目立ち方というのかな?)、普段聴くCD、購入する譜面などなど、かなりのところ意図的に「他人」を意識しているのです。

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2003/9/9 Tue.

玉木せんせ@9/5によると、ドリーブのバレエ「コッペリア」の有名なワルツ(スワニルダのワルツ?)って、クライスラーの作曲とのこと。自伝に書いてあるそうですけど、ほんとなの? もともとクライスラーはドリーブに作曲を学んでいますが。。。もひとつ、ひよ鑑氏のサイト@ひよ鑑通信によると、某T大臣氏ってマンドリンクラブ出身@指揮を振っていた、なのだとか。これまた知りませんでした。何先生に習ってたんでしょ? もう、ビクーリしたよ。(^^;;

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2003/9/8 Mon.

先見日記に坂本龍一教授が登場。「人の知識というのは常に編集なんだ」。。。うーん、含蓄ありあり。編集ってのは、結局はある視点や基準から情報を取捨選択すること、情報と情報を結びつけること、そして情報に新たな情報を付加することってことかな? これらを行った上で、それをわかりやすいように(あるいは印象に残るように)表示することなのでしょうか? ま、お気楽日記やはむらぼサイトは、必ずしも知識の共有や先見のための情報提供ってことではないんですけど。。。笑 ところで、この先見日記って、ときどき読むのですが、イマイチ満足感を感じられずにいます。サイトデザインや興味深いライターを集めるなど、とても頑張っているとは思うのですが、どうも「先見」という言葉とあちこちに広がる話題とのギャップがあるような。マンドリン業界の「先見」というくらい分野を絞れば、ライターや話題などはいくらでもあって面白そうですけど。。。(^^;;

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2003/9/4 Thr.

●あ”、ささざき歴史2は、ケージ@25話の有名ベスト5を加筆修正しただけです。新コンテンツではありませんのであしからず。。。(>アンテナウォッチャーのみなさま)

●うむむ、とくに何ということもないのですが、どうもネタ切れ。こういうのってもしかして夏バテ?(ちがう、ちがう、、、) 某所でメトのことが話題になっていますが、とくにコメントなし(笑)。あやうきに近づいて爆弾を踏まないように。。。(^^;;  あ、でもさ、なんかだんだん当初のCDの話からメト論に変わってきていない?

●そうそう、今度の南さんの新曲@「和声楽研究・I」の解説文が届きました。この曲のテーマは、「和音の繋がりを研究」ではなく、「響きの調和の探求」なのだそうです。サブタイトルにあるように、3人の打楽器や独奏ヴァイオリン、マンドリン四重奏、ハープといったそれぞれのユニットが、独立性を持ちながらマンドリンオケに混交していくとのことで、これらのバランスの微妙な変化が「探求」すべき対象と書かれています。先日の独奏ヴァイオリンが入った練習では、いきなり音楽が立体的になったと感じましたので、全部の楽器が揃ったらそれは非常に独特な音響空間が出来るでしょうね。こういう曲は、録音ではなかなか良さがわからない場合が多いので(もっともメトは演奏会の会場録音を公開していませんが)、みなさん、是非会場にお越しいただき、新しい音楽が作られるその瞬間と空間を体験してくださいね。本番は10/4(土)の午後6時半、もうすぐです。

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2003/9/2 Tue.

●ポルタビアンカのおかテリさんのマンドラ雑感。ユニークな話題提供で非常に刺激になりますが第6話の一音入魂では、Arcoとトレモロについてコメントがありました。あまり意識をしたことはないですが、もしかするとワタクシは弓のように弦にピックをあててから押すようにしてトレモロを始めることがあるかも。とくに伴奏時のロングトーンなど、音の輪郭をちゃんと作りたいときや和声の変わり目をはっきりさせたいとき(それによってリズム感を作るようなとき)などは、弓を置く感じをもっているような気がします。物理的にほんとに弦に触れているかどうかは、よくわかりませんけどね。。。あと、ギターのアポヤンドは弓のタメに近いですね(だからこそ、ギターのリズムが遅れたり、フレーズとフレーズの間に妙な間があいてしまうことがあるのです)。ただ、こういう準備動作がないとリズムや安定感を出せないとはあまり思いません。打楽器やピアノ、金管、木管など、楽器の種類によって、できることできないことがありますしね。準備動作よりも、楽器特性に応じた呼吸の仕方の方が、音の立ち上がりに影響を与えるような気がします。あまり詳しくやりだすとキリがないですし、いろいろなパターンを考えなくちゃいけないんで、とりあえずこのくらいで逃げておこっと。。。(^^

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2003/9/1 Mon.

●雑学メモ。世界のじゃんけん。言葉の由来は、「石拳(じゃくけん)」「両拳(りゃんけん)」、中国の「石」「鋏」「布(ぽん?)」、などなど諸説あるということで、65へえ。。。

●NDRのベルク・ヴァイオリン協奏曲2題@海賊盤をゲット。先日のコンコルレビューで協奏曲という形態が好きと書きましたが、この曲はどうも協奏曲という感じがしません。オーケストレーションの中の一パートって感じで、独奏ヴァイオリンがもっともっとオケに溶け込まないと面白くないと思うのです。ということで、ワタクシはクレーメル&エッシェンバッハよりも、NDRコンマスのグロイター&ブロムシュテットの方が好き。ところで、この曲のオーケストレーションって、ワタクシどうも好きになれないかも。というか、スコアに書かれているような形で、音が聴こえてこないんですよね。ちゃんと演奏はされているんで、ワタクシの音の感覚と実際の楽器(とくに木管や金管)の音色とのギャップがあるのかな? あるいは、そういう素晴らしい演奏に出会えていないだけなのか。この曲だけで、ざっと15種類くらいはCDを持っているんですけどね。それにしても、青盤とは言えベルクのヴァイオリン協奏曲が2曲入っているCDが出るとは。。。

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